はじめに
こんにちは。Cut0です。
今回は10月から3月までの約半年間、ミクシィさんでインターンをしていたので、概要や感想を記事にしようと思います。
インターン選考に関して
基本的にミクシィのインターンに参加するためには、書類選考と複数回の面接を突破する必要があるため、選考回数は比較的多く決して難易度も低くはないと思います。このように聞くとハードルが高いように思えますが、人事の方が各面接で親身にサポートしてくださり、面接のフィードバックも丁寧に返していただけるので、エンジニアのキャリアを考える上でとても参考になります。
エントリーは下記から行うことができます。(時給が良いですね!)
どこで働いていたの?
2021年10月〜2022年3月まで、TIPSTAR というプロダクトの Web 開発チームに所属していました。
TIPSTAR とは、ライブ動画や競輪のネット投票を基本無料で楽しむことができるサービスです。「のっかりベット」という他のユーザーの予想をもとにベットする機能があるため、競輪に不慣れな方も楽しむことができます。また、スポーツとエンターテインメントを掛け合わせた日本初の自転車トラックトーナメント、通称 PIST6 の車券を購入できる唯一のサービスです。 社外秘の部分もあるため技術的な話を詳細に書くことはできませんが、 Next.js + TypeScript で開発しており、メンテナンスも継続して行っていたため、モダンな Web フロントエンドって感じでした。(大雑把で申し訳ありません🙇♀️)
チーム内でも近年の技術の動向についての共有や、設計の相談が日常的に行われていたため、非常に成長できる環境だったと感じております。
何をしたの?
TIPSTARチーム
ぶっちゃけてしまうと、社員の方と同様に普通に働いていました。(週5フルタイムで働いていることもありました。)
具体的には下記の通りになっております。
- 開発
- 新規機能開発
- プロダクト改善(既存の機能やUIの改修)
- パッケージ調査(導入しているパッケージの更新や導入を検討しているパッケージの調査)
- チーム内の相互コードレビュー
- ミーティング
- Webチーム内の週次定例ミーティング
- TIPSTARチーム全体の仕様共有ミーティング
- プロダクトの今後に関するミーティング
- ドキュメント作成
- プロダクトの改善点のブラッシュアップ
- 機能実装方針の共有
特にインターン中にリリースされた新規機能は全て、何らかの形で携われたため非常に満足しております。また、実装にあたって生じた課題点や問題点に対して Web チームだけでなく API チームの方やデザイナーの方と納得いくまで議論を重ねられました。他にも、Web チーム内では機能実装にあたってタスクを洗い出し、チームメンバーにタスクを割り振るといういわゆるプロダクトマネジメント的な経験もできました。そのため、一人のチームメンバーとして扱われているという実感や、プロダクトを作るという責任を意識することになり、エンジニアとしてだけでなく、人間として成長できたのかなと感じています。
社員・インターン生との交流
ミクシィのインターン中はチームメンバーの方だけでなく、人事の方と定期的にコミュニケーションを取る面談の機会を設けていただけました。面談の内容はまちまちで、雑談のようなものから今後のキャリアについてのアドバイスまでしていただけました。個人的に、新卒としてどの企業に就職するのか迷っていたため(現在も迷っていますが、、、)就活のアドバイスや指針について親身に相談していただけたのがうれしかったです。
他にも、同じ23卒の他部署でインターンをしている方や他部署のエンジニアの方とランチをする機会を設けていただけました。同じ境遇の方とお話しすることができたためなんとなく安心することができました。
感想
私は今回の TIPSTAR でのインターン以前にもミクシィでは約半年間 Unlim 開発チームでインターンしていました。(その話は今後記事にするかもしれません。)
Unlim と TIPSTAR での業務経験から、ミクシィのインターンは総じて(良い意味で)インターン生として扱われず一人のチームメンバーとして、一人のエンジニアとして扱われるという特徴があるように思えました。そのため、業務に関しては社員の方と同等のタスクを取り扱うことができますし、開発をリードすることもできます。また、制度的にも社員とほぼ同等の扱いになっており、社外秘となるような情報にも触れることになったり、社割を使ったりすることができます。そのため、普通に学生生活を送っているだけでは味わうことのできない業務の雰囲気や責任感、緊張感、サービスで利益を出す難しさを経験することになります。インターンを通してミクシィは働いていて非常にワクワクする会社だと感じました。例えば、私が今回働いていた TIPSTAR は、ガチャ機能やマルチ機能など競輪とゲーミフィケーションを併せ持ったプロダクトであり、他の企業では滅多に取り扱わないようなサービスモデルです。他にも、スポーツ観戦・ライブビューイングができるスポーツバーやお店を探すためのプロダクトである Fansta や、ミクシィが独自に開発した人工知能を搭載した自立型会話ロボット Romi の開発など比較的特殊なサービスを展開していておもしろいです。
このようなサービスモデルは上手くユーザーに刺さらないと成功しないため、難しくもありますが(インターンすると失敗した例もいろいろ聞けると思います。)だからこそ非常にやりがいがあり、ミクシィが掲げているユーザーサプライファーストを肌で実感できます。この業界は比較的特殊で、新卒に対して普通に学生生活を送っているだけでは身につかないような技術力や開発経験を求めることが多々あります。この傾向が良いか悪いかはさておき、ミクシィのインターンでは前述のような貴重でワクワクするような経験を積むことができ、単にコードを書けるエンジニアからプロダクトの先を見据えることのできるエンジニアに成長できる可能性を秘めているため、今後のキャリアに絶対に活かせるものになると思います。
これからミクシィのインターンに参加する方へ
ミクシィといえばモンストというイメージを持っている方も多いかもしれません。しかし、ミクシィは幅広い領域の技術を扱っており、今後も様々な技術を用いて事業を拡大していく方針です。他にも、最近ではコーポレートブランドを変更したり、マーブルワークスタイルを導入したりと常に変化し続けるチャレンジングな会社で、働いていて飽きることがないです。
今回の記事で何度も述べたとおりインターン生でも、とにかく裁量がありすぎます。そのため、チームに積極的に意見を言えるようなアクティブな方や、より良いものを作りたいという強固な意志を持った方がインターンに非常にマッチしていると思います。
今回の記事を読んで少しでも興味を持った方は選考を受けて損はないので、とりあえずエントリーしてみると良いと思います。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。
最後に何枚か写真を貼っておきます。
スクランブルスクウェアです。ここにオフィスがあります。
晴れていると富士山が見えます。